Solanaのトレジャリー企業DeFi Development Corpが英国に進出、さらなるグローバル展開を計画
Quick Take：Nasdaq上場企業のDeFi Development Corp.は、同社の暗号資産トレジャリー会社の事業を英国に拡大することを発表しました。同社によると、「さらに5つのビークルが計画中」とのことです。
Solanaのトレジャリー企業であるDeFi Development Corp.（ティッカー：DFDV）は、海外展開を進めています。Boca Ratonに拠点を置く同社は、金曜日の発表によると、新たな子会社を設立し、米国の暗号資産トレジャリー企業として初めて英国市場に進出します。
DFDV UKと名付けられたこの子会社は、「英国で初のSolanaに特化した公開トレジャリービークル」であると同社は主張しています。この会社は、ロンドン証券取引所にてCYK.Lのティッカーで上場していたCykel AIの買収によって設立されます。
DeFi Development Corp.は、同社の約45％の株式を保有しており、「現地の経営陣および取締役」が残りを構成していると述べています。買収は「投資家グループ」によって実行されました。
「このローンチは、Solanaに特化したトレジャリービークルを世界市場に拡大することを目的としたDeFi Dev Corp.のTreasury Accelerator戦略の最初の実行となります」と同社は記しています。発表によると、DDCは「現在、さらに5つのビークルを計画中」です。
DeFi Development Corp.は、元Kraken社員のチームによって今年初めに設立され、SOLやDogwifhatのようなSolana関連トークンの購入およびステーキング戦略を実行しています。また、Kraken向けを含むバリデーターサービスも運営しています。
CEOのJoseph Onorati氏は、英国でのローンチが、同社のSolana per share（SPS）指標の成長へのコミットメントを強調するものであると述べています。同指標は、SOL価格に対する自社株式のパフォーマンスを評価するために使用されています。
SOLは現在約204ドルで取引されており、年初来約195ドルから上昇していますが、The Blockの価格データによると、過去最高値の293.31ドルにはまだ届いていません。
「当社は、DFDV UKにおける株式保有が、時間の経過とともにSPSにさらなる上昇余地をもたらし、長期的な株主価値をさらに高めると見込んでいます」と同社は記しています。
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