イーサリアム価格分析:レンジ相場上抜けか 次のターゲットは2879ドル
イーサリアム(ETH)は数日間にわたり保ち合いを続けているが、機関投資家の需要は高まりつつある。グラスノードのデータによると、先週だけで現物イーサリアム上場投資信託(ETF)に10万6000ETHが 流入しており 、これで7週連続の純流入となった。
一方で、イーサリアムに対して強気一辺倒ではない見方もある。Etherscanの情報によれば、6月初旬に2つのイーサリアムウォレットが合計9万5920ETHをアンステークし、それを引き出しており、そのうち6万2289ETHが複数の取引所に送金された。この動きは売却の可能性を示唆している。
イーサリアム価格予測
イーサリアムはここ数日間、50日単純移動平均線(SMA:2528ドル)と水平サポートライン(2323ドル)の間で推移している。
両移動平均線はフラットで、相対力指数(RSI)も中立水準に近く、短期的には保ち合いが続くことを示唆している。もし買い手が価格を50日SMA以上に押し上げることができれば、ETH/USDTは2738ドル、さらに2879ドルまで上昇する可能性がある。2879ドルでは売り圧力が強まると予想される。
逆に、価格が50日間SMAから反落した場合、弱気派は2323ドルのサポートを下抜けようとするだろう。この水準を割り込むと、2111ドルという強力なサポートまで下落する可能性がある。
今後の明確なトレンドは、2879ドルを上抜けるか、2111ドルを下抜けることで発生する見通しだ。
4時間足チャートでは、ETHは2376ドルから2521ドルのレンジ内にとどまっている。移動平均線は横ばいで、RSIも中立圏にあり、強気派・弱気派のどちらにも明確な優位性は見られない。
もし価格が移動平均線の上を維持できれば、2521ドルへの到達が見込まれる。売り手はこの水準での上昇を食い止めようとするが、強気派が勝れば、2666ドルまで一段高となる可能性がある。
一方、価格が2521ドルから急落するようであれば、ETHはしばらく現在のレンジ内にとどまる展開が続くだろう。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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