Block3が革新的AIゲームエンジンを発表　BL3トークンで誰もが開発者に

Block3のAIエンジン、テキストのみでゲーム生成が可能に

Web3ゲーム開発企業の Block3 は、世界初のプロンプト・トゥ・プレイ・プラットフォーム構築の一環として、テキスト入力だけで瞬時にプロトタイプゲームを自動生成できるAI（人工知能）エンジンを発表した。

2025年7月1日（火曜日）、ネイティブトークンBL3のプレセールと同時にリリースされ、90日間の先行販売がスタートしている。このエンジンでは、プロンプト（Prompt、※AIとの対話やコマンドラインインタフェースなどの対話形式システムにユーザが入力する指示や質問のこと）を通じて即座にゲームワールドを構築できるよう設計。視覚要素、ロジック、UI（User Interface：ユーザーインターフェース）、デプロイ環境が統合された仕組みによって、誰でもゲームを生成・体験できるようになっている。

Block3のビジョンは、誰もがシンプルなテキストプロンプトでゲームを作成・プレイできる世界の実現であり、すでに多くの支持を集めている。そのインパクトは既存のゲーム業界にも波及しており、一部専門家からは従来のゲームスタジオのビジネスモデルが崩壊する可能性すら指摘されている。

Block3はAI開発におけるデータ供給という課題にも対応しており、「ゲームのChatGPT」とも称されている。

仕組みと経済システム

Block3のAIエンジンは、“C2E（create‑to‑earn）（※1）”モデルを採用しており、ユーザーが生成したゲーム体験やプロンプトの利用に応じて報酬を受け取れる設計となっている。

この仕組みにより、Block3はユーザーの貢献を促進しつつ、持続可能な製品開発モデルの構築を目指している。

プレセールと価格インセンティブ

プレセールは7月1日9:00UTC（※日本時間の同日18:00）に開始され、初期価格は1BL3＝0.01ドル。72時間ごとに価格が5%ずつ上昇し、プレセール期間中は最大で約312%の価格上昇が見込まれる。トークンはBlock3の公式ウェブサイトからのみ購入できる。

ゲーム業界への挑戦と市場機会

Block3のAIエンジンは、伝統的なゲーム開発が抱える高コストや長期間の制作といった課題を打破する可能性を秘めている。

AIゲーム市場は年率42.3%で成長しており、2030年には6,650億ドル（約95.6兆円）規模に達すると予測されている。仮にBlock3がこの市場のわずか0.16%を獲得するだけでも、10億ドル（約1,438億円）規模の収益が見込める。

Block3は、ChatGPTとUnreal Engineを融合させたような仕組みで、誰でもゲーム開発者になれる未来を目指している。かつては数億ドルと長期間をかけていたゲーム制作が、今やひとつのテキスト入力で完了する世界が見えつつある。

BL3トークンは、単一のゲームに投資するのではなく、無限のゲーム世界へのアクセス手段とされ、トランザクションはすべてBL3で処理される。

プロンプト駆動型のAIゲームは、近年のAAAタイトルの不調やスタジオのレイオフが続く中、業界の新たな活路として注目されている。

Block3とは

Block3は、AIネイティブなプロンプト・トゥ・プレイ・プラットフォームの構築を通じて、ゲーム開発の未来を切り拓いている。

誰もがプロンプトひとつでゲームワールドを生成できるよう設計されており、従来の開発障壁を取り払う。生成AIとリアルタイムゲームロジック、さらに即時デプロイ（展開）可能な環境を融合することで、ゲーム制作のあり方と、ゲーム開発に携われる人々の枠を根本から変えていく。Block3の技術的な詳細やロードマップは、ホワイトペーパーで確認できる。今後数カ月以内に、Block3が次世代ユニコーン企業として台頭する可能性も高い。

BL3トークンに関する詳細情報や購入方法については以下を参照してほしい。

・ Block3公式サイト 　
・ ホワイトペーパー