中国銀行がラオスで両国初のデジタル通貨によるクロスボーダーQRコード決済取引を完了

Foresight Newsによると、中国銀行はラオスにおいて両国初となるデジタル通貨によるクロスボーダーQRコード決済業務を完了しました。中国人民銀行およびラオス中央銀行の関連部門の共同指導のもと、中国銀行は両国のデジタル決済および中央銀行デジタル通貨協力プロジェクトのクロスボーダーパイロット業務に最初に参加しました。同時に、中国銀行ビエンチャン支店は中国人民銀行のデジタル人民元クロスボーダーデジタル決済プラットフォームに最初に接続しました。

中国銀行はリアルタイム為替レートの提示および効率的な決済サービスを提供することで、ラオス国内の加盟店におけるQRコード決済の実運用検証を完了しました。このサービスにより中ラオス間のクロスボーダー決済のハードルが大幅に下がり、中国人観光客はラオス国内で消費する際、外貨両替の必要がなく、デジタル人民元APPで加盟店のQRコードをスキャンするだけで、リアルタイム為替レートに基づき現地通貨で直接支払いを完了できます。ラオスの現地加盟店も追加の受取端末の改造が不要で、既存の方法をそのまま利用して資金の合法的な自動入金を実現できます。