米国下院の超党派議員が、ステーブルコインおよびステーキング報酬に対する税制セーフハーバーを設ける法案を提案

アメリカ下院の超党派議員たちは、暗号資産の税制フレームワークを起草しており、一部のステーブルコイン取引に対してセーフハーバーを提供し、ブロックチェーン検証報酬の課税を延期することを提案しています。オハイオ州の共和党下院議員Max Millerとネバダ州の民主党下院議員Steven Horsfordが起草したこの法案は、暗号資産の課税方法を従来の証券と同等にすることを目的としています。法案では、価値が長期間0.99ドルから1.01ドルの間で維持されている規制下のステーブルコイン取引について、キャピタルゲイン税を免除することが提案されており、また、ブロックチェーン取引の検証に関わるステーキングやマイニングによる報酬に対してセーフハーバールールを設けることも試みられています。さらに、この法案は暗号資産を証券および一部の商品取引をカバーする税制体系に組み込み、国内の第三者を通じて証券取引を行う外国投資家や証券貸出投資家が享受しているキャピタルゲイン税の免除をデジタル資産にも適用することが盛り込まれています。