OpenMindは、AIを活用した決済インフラを共同で構築するためにCircleと提携すると発表した。

12月2日、OpenMindとCircleは、自律型で現実世界に具現化されたAI取引のための初の決済インフラを共同で構築するための戦略的提携を発表しました。OpenMindのロボットおよびエージェントオペレーティングシステムとCircleのUSDCステーブルコインおよびx402決済プロトコルを組み合わせることで、両社はロボットやAIエージェントが現実世界のエネルギー、サービス、データに対して直接支払いを行うことを目指しています。ますます独立した経済主体となりつつあるロボットは、3つのコア市場に参加します。1. タスク市場：ロボットは配達や検査などのタスクを実行し、支払いを受け取ります。2. 情報市場：ローカルセンサーデータや環境状態の要約を、意思決定や計画を担うエージェントに販売できます。3. リソース市場：ロボットは充電、保管、ツールの使用など、地理的に結びついていることが多いリソースに対して支払います。これらのエージェントは、異なるベンダー、所有者、ネットワーク間で円滑に動作するために、インタラクティブでネイティブに機械適応型の価値移転方法を必要とします。 USDCは計算単位と価値の担い手を提供し、x402は基盤となる決済チャネルを提供し、OpenMindの具現化知能システムは、いつ、どこで、どのように決済を行うかを決定する役割を担います。OpenMindとCircleは、この組み合わせを将来のロボットエージェント経済の基本的なプリミティブと捉えており、今後数か月以内に、ロボットによる自動課金やオフライン消費決済の完了など、より多くの実世界への導入事例と統合の進捗状況を紹介する予定です。また、具現化AI、決済インフラ、自律サービスといった分野における新たな可能性を継続的に模索していきます。