Solana社が2,000万ドル相当のSOLを追加、機関向けステーキングファンドが市場に登場し、7%の利回りをアピール

Nasdaq上場のSolana Company（ティッカー：HSDT、旧Helius Medical Technologies）は、今月もSolanaのトレジャリーを拡大し続けており、約100,000 SOL（約2,000万ドル相当）を追加し、総保有量は230万トークンを超えたと水曜日のレポートで明らかにしました。

同社はまた、平均7%以上のステーキング利回りを報告しており、トップ10バリデーターの平均約6.7%を上回っています。

オンチェーンでの利益にもかかわらず、HSDTの株価は過去1か月で50%以上下落し、水曜日には約6.75ドルで取引されており、10月初旬の14ドル超の高値から大きく下落しています（Google Financeのデータによる）。

このアップデートは、Solanaへの機関投資家のアクセスが拡大する中で発表されました。Grayscale Investmentsは水曜日にNYSE ArcaでGrayscale Solana Trust ETF（GSOL）を立ち上げ、従来型投資家向けにステーキングを導入しました。一方、Bitwiseも前日に自身のSolana ETFをニューヨーク証券取引所に上場させました。両ファンドは、SECの業務が制限されている米国政府のシャットダウンにもかかわらず、取引を開始しています。

他の上場企業もSolana建てのバランスシートを拡大しています。

Forward Industries（FORD）は、現在Solanaに特化した最大のトレジャリーを持ち、680万SOL（16億ドル相当）の取得後、25名からなる暗号資産アドバイザリーボードを新設し、さらに40億ドルのATM（at-the-market）オファリングを申請して追加購入の資金調達を目指しています。

Solmate Infrastructure（SLMT、旧Brera Holdings）は、先週、Solana Foundationから割引価格で5,000万ドル相当のSOLを確保し、UAEで新たなバリデーターセンターを設立し、「積極的なM&A戦略」を推進すると発表しました。

The Blockのコーポレートトレジャリーダッシュボードによると、上場企業が現在保有するSOLは約1,600万枚（約32億ドル相当）に達しており、2025年初頭のほぼゼロから大幅に増加しています。