Stripe、BaseおよびPolygonでUSDCステーブルコインのサブスクリプションを追加

Stripeは、BaseおよびPolygonブロックチェーンを通じてUSDCでのサブスクリプション決済を可能にします。

ステーブルコインは主流決済にさらに一歩近づきました。10月14日火曜日、StripeはBaseおよびPolygonを皮切りに、USDCによるサブスクリプション課金の開始を発表しました。この新サービスは、Stripe加盟店のうち定期収益モデルで運営している30%の事業者を対象としています。

この機能により、ユーザーは自身のウォレットからサブスクリプション決済を行い、法定通貨で決済されます。また、ユーザーはStripe Dashboard上でステーブルコインによるサブスクリプション決済を管理することもできます。Stripeによれば、この機能は暗号資産に精通したユーザーだけでなく、他の決済手段を利用できないユーザーも引き付けるとしています。

「Stripeとともにステーブルコインによるサブスクリプション決済を展開できることを非常に嬉しく思います。ステーブルコイン決済は、世界中からの支払いにかかる収益コストを削減し、よりテクノロジー志向のユーザーを引き付け、他の決済手段を利用できない人々にもリーチできます」とHiggsfieldのCEO、Alex Mashrabov氏は述べています。

サブスクリプションを可能にするために、Stripeは顧客が自身のウォレットから定期的な支払いを許可できるスマートコントラクトを活用します。同社は、この機能によって毎回の取引に再署名する必要がなくなり、400種類のウォレットをサポートしていることを強調しました。この機能はまず米国拠点の企業向けに展開され、BaseおよびPolygonブロックチェーン上でUSDCによるサブスクリプション決済を可能にします。

Stripeはステーブルコイン決済の大幅な成長を確認

Stripeは、ステーブルコイン決済がプラットフォーム上で最もダイナミックな企業の成長に寄与していることを強調しました。同社によると、プラットフォーム上の上位20社のうち19社が米国拠点でありながら、収益の60%を米国外から得ていることが明らかになりました。

これらの企業にとって、ステーブルコインはクロスボーダー決済においてより迅速な決済と低手数料を実現します。その結果、いくつかの企業ではステーブルコイン決済の取引量が大幅に増加しているとStripeは明かしています。