Galaxy、暗号資産および米国株式取引アプリを公開、利回りは4〜8%

Galaxy Digitalは、米国の個人投資家が暗号資産、米国株式、現金を取引し、4%～8%の利回りを得られる新しい金融アプリ「GalaxyOne」をローンチしました。

GalaxyOneプラットフォームは、モバイルおよびウェブで利用可能で、リテール投資家が現金、暗号資産、米国上場企業の株式に対して年率利回りを得られる単一のプラットフォームを提供します。

アプリのユーザーは4%のAPYを獲得できるとGalaxyはプレスリリースで述べており、収益をBitcoin（BTC）やEthereum（ETH）などの暗号資産に自動再投資するオプションもあります。また、認定投資家は8%のAPYが得られる高利回り口座を利用でき、Galaxy Premium Yield投資家は利息が毎日発生し、毎月口座に支払われます。

「私たちは、世界で最も洗練された投資家にサービスを提供するために、何年もかけて機関投資家向けのインフラを構築してきました。今、その優位性を個人にも拡大しています」と、Galaxyの創設者兼CEOであるMike Novogratzは述べています。「重要なのは、GalaxyOneが、すべての市場セグメント向けに信頼でき、規制された、アクセス可能な製品を構築するという、私たちのフルスペクトラム金融サービスプロバイダーになるというミッションを前進させることです。」

特筆すべきは、4%および8%の利率は、2018年に開始されたGalaxyの機関向けレンディング事業によって支えられている点です。

Galaxy Digitalは米国市場に注目

暗号資産取引や米国株式に加え、GalaxyOneは上場投資信託（ETF）も提供しています。

このローンチは、エコシステム全体での大きな変化と一致しています。というのも、ここ数年、規制上の問題から米国市場を避けていた暗号資産企業が、米国内での拡大によってさらに勢いを増そうとしているからです。

「テクノロジーが投資のあり方を変革する中で、期待は明確です。より高い利回り、単一プラットフォームからの簡単なアクセス、そして従来の枠を超えた機会」と、GalaxyのマネージングディレクターであるZac Princeは述べています。

暗号資産に優しい米国の規制体制を活用している主要なプラットフォームの一つがRobinhoodです。

この人気取引アプリは、米国市場向けに主要な製品をローンチし、暗号資産大手のCoinbaseが支配する中でも顕著な成長を遂げています。Robinhoodによる暗号資産サービスの開始（ステーキングやマージントレードを含む）は、ここ数ヶ月の主要なマイルストーンの一つです。

Bullishも最近、米国市場に進出しました。