Pavel Durov：フランスの情報機関がコンテンツ検閲を強要したことがあるが、Telegramは言論の自由を守ることに尽力する

BlockBeatsの報道によると、9月28日、Telegramの創設者Pavel DurovはX（旧Twitter）で次のように述べた。「約1年前、私が逮捕されてパリに足止めされていた際、フランスの情報機関が仲介者を通じて私に接触し、モルドバ政府が大統領選挙前に特定のTelegramチャンネルを検閲するのを手伝うよう要請してきた。フランスとモルドバ当局が指定したチャンネルを精査した結果、その中のいくつかが明らかに我々の規則に違反していたため、削除した。その後、仲介者は、協力の見返りとしてフランスの情報機関が昨年8月に私の逮捕を命じた裁判官に『良い言葉をかける』と伝えてきた。これは複数のレベルで受け入れがたいことだ。もし本当にその機関が裁判官に接触していたなら、司法手続きへの干渉となる。もし接触していないのにそう主張したのであれば、私のフランスでの法的状況を利用して東欧の政治情勢に影響を与えようとしたことになる——同様のパターンはルーマニアでも観察されている。」

「その後まもなく、Telegramチームは2通目のいわゆる『問題のある』モルドバチャンネルのリストを受け取った。最初のリストとは異なり、これらのチャンネルはほぼすべて合法で、我々の規則にも完全に準拠していた。唯一の共通点は、フランスおよびモルドバ政府が好まない意見を表明していたことだった。我々はこの要請を拒否した。Telegramは言論の自由を守ることに尽力している。私は今後もTelegramに検閲を強要しようとするいかなる試みに対しても明らかにしていくつもりだ。」

2024年8月25日、TelegramのCEOであるPavel Durov（パヴェル・ドゥロフ）はパリ北部のル・ブルジェ空港に到着後、フランス警察に逮捕された。フランス警察によると、Pavel Durovが逮捕された理由は、Telegramプラットフォーム上で麻薬取引、銃器の闇市場、児童ポルノコンテンツが存在していたためだという。