市場が低迷している時はPlasmaマイニングをチェック、どのようにマイニングするのが適切か

9月25日、市場の注目を集めるPlasmaのネイティブトークンXPLが上場し、オープン後一時1.6ドルまで急騰しました。プレセールに参加した人だけでなく、最初に入金した人も大量のエアドロップ報酬を受け取りました。さらに各大取引所のエアドロップイベントや、Binance Alphaのエアドロップでも約220ドル相当の$XPLが受け取れるなど、まさに「全員に恩恵がある」状況となりました。

ほぼ「ばらまき」状態のPlasmaは、上場直後から10月2日までの7日間にわたる大規模な流動性インセンティブプランを開始しました。Aave、Euler、Fluid、Curve、Vedaなどの主要プロトコルが対象です。ユーザーはこれらのプロトコルにステーブルコインを預け入れたり、関連トークンを保有することで、同様にXPL報酬を得ることができます。

もし入金を逃し、プレセールも逃し、オンチェーンのアービトラージも逃したとしても、「イールドファーミング」のチャンスは逃せません。BlockBeatsがまとめた5つの主要なマイニングプールの中には、APRが35%を超えるものもあります。

マイニング前の準備

マイニングを始める前に資産の準備が必要です。一部のプロトコルでは、Stargateを通じてメインネットのUSDTをPlasmaにクロスチェーンし、等価のUSDT0を取得する必要があります。また、少量のXPLがトランザクションのガス代として必要です（EVM系は基本的に対応しています）。

今回のPlasmaのイベントは基本的にMerklと提携しており、いつでもMerklのDashboardにログインして報酬状況を追跡できます。Merklプラットフォームはユーザーの預入規模と期間に基づき自動で報酬を計算し、ユーザーは定期的に手動で受け取るだけでOKです。

どのプールが掘りやすい？

PlasmaUSD Vault

このイベントはPlasma公式が主催しており、Vedaプロトコル下のPlasmaUSD Vaultでトークン保有によるマイニング形式でWXPLが配布されます。現在はLending Vaultのみが開放されており、今後はBasis Trade Vaultも開放予定です。

操作も非常にシンプルで、DepositをクリックしてUSDT0/USDTを預け入れ、Vaultのシェアを保有するだけで、メインネットでもPlasmaチェーン上でもWXPLの報酬が得られます。8時間ごとに受け取り可能ですが、借入後のUSDT0は48時間の出金クールダウン期間があります。

 

現在の年利は約34.36%で、1日あたりの報酬額は140万ドルにも上ります。注目すべきは、そのうち100万ドルのメインプール報酬は3日間のみ（9月29日まで）で、今後も公式がインセンティブを継続するかは不明です。

Aave USDT0

PlasmaのレンディングVaultと同様に、AaveにUSDT0を預け入れることでWXPL報酬が得られます。現在、プロトコルには17億ドルが預け入れられており、年利は約21.33%（プロトコル自体のAPYは約3.19%、WXPLは18.15% APY）、1日あたり約70万ドル相当のXPLが報酬として配布されています。
Plasmaと比べての利点は、いつでも引き出し可能な点ですが、USDT0またはUSDeの債務を持っていない状態でUSDT0を提供する必要があり、ループレンディングによる利用率向上はできません。

Euler K3 Capital USDT0 Vault

PlasmaのEulerプロトコルにおいて、K3 Capitalが管理するUSDT0 Vaultの現在の年利は約27%、1日あたり約5.5万ドル相当のWXPLがインセンティブとして配布されています。

ユーザーはPlasmaメインネット上のUSDT0を預け入れ（Supply）することでマイニングを開始できます。

Euler Re7 Core USDT0 Vault

同じくEulerプロトコル下のRe7 Core USDT0 Vaultは、元本保証型のフレキシブルレンディングモデルを採用しており、ユーザーはUSDT0を預け入れるだけで参加できます。このプールの現在の年利は約30.43%、1日あたり約3.5万ドル相当のXPLが報酬として配布されています。EulerのプールはTVLが比較的低いものの、利回りと報酬水準は同様に高く、個人投資家の分散投資にも適しています。

Fluid fUSDT0 Vault

FluidプロトコルのfUSDT0 Vaultは、ユーザーがUSDT0、USDe、ETHをレンディングVaultに預け入れることで報酬を得られるほか、USDaiおよびUSDTOを担保にUSDT0を借りることで報酬が得られます。つまり、まずUSDaiとUSDT0を担保にUSDT0を借りて、約24%の年利を得ることができます。

さらにUSDT0をレンディングプールに提供して流動性を供給すれば、現在の年利は約25%です。

注意すべきは、USDT0の借入活動の多くはPlasmaのイベントにAPRを提供しており、現在の実質借入金利は約3%です。借入需要が増加すれば、金利が急上昇し、純利益が圧迫される可能性があります。