メタが米国卸売電力市場への参入を申請、ハイテク大手の電力競争が激化

MetaPlatformsは、米国連邦規制当局に対し、卸売電力市場への参入と電力販売の申請を提出した。Meta、Microsoft、Googleといった大手テクノロジー企業にとって、電力供給の拡大はますます喫緊の課題となっている。これらの企業は、より高度な人工知能システムやツールの開発を競っており、こうしたプロジェクトは常に膨大なリソース消費を伴うことで知られている。機関投資家の予測によると、人工知能モデルの構築と運用に使用されるデータセンターの電力需要は、今後10年間で4倍に増加すると予想されている。Metaは子会社のAtem Energy LLCを通じてこの申請を提出した。Metaの代表者は、エネルギー市場への参入は同社にとって自然な流れだと述べた。