日付: 2025年9月16日(火)| 09:20 AM GMT
今週の米連邦準備制度理事会(FRB)会合を前に、暗号資産市場はわずかな変動を見せており、Bitcoin(BTC)とEthereum(ETH)は本日横ばいで取引されています。一方、アルトコインはまちまちのパフォーマンスを示しており、Render(RENDER)はチャート上に現れた重要なパターンにより注目を集めています。
RENDERは今週の上昇分を失った後、本日再びグリーンに転じました。さらに重要なのは、その価格動向がハーモニック構造を形成しており、近い将来に大きな上昇を示唆している可能性があることです。

ハーモニックパターンが上昇の可能性を示唆
日足チャートでは、RENDERはベアリッシュ・バタフライ・ハーモニックパターンを形成しています。名称からは警戒が必要に思えますが、このセットアップは「CDレッグ」で価格が潜在的反転ゾーン(PRZ)に向かう際、しばしば強気の継続を示します。
このパターンはポイントX($5.52)から始まり、ポイントAまで下落し、ポイントBまで反発、その後$3.26付近のポイントCまで再び下落しました。そこからRENDERは勢いを取り戻し、$4.15まで上昇しましたが、下降トレンドライン(黒線)で反発を受けました。この押し戻しで100日移動平均線(MA)$3.68付近をテストし、買い手がすぐに参入して価格を現在の$3.83まで押し上げました。

現在、すべての注目は、ここ数週間RENDERの動きを抑えてきた下降トレンドラインに集まっています。
RENDERの今後の展開は?
強気派が100日MAの上を維持し、下降トレンドラインを突破できれば、RENDERはPRZに向けて加速する可能性があり、ターゲットは$6.31(1.272フィボナッチエクステンション)および$7.32(1.618フィボナッチエクステンション)となります。これらの水準はバタフライパターンの完成と一致し、上昇の可能性があるゾーンを示しています。
一方で、RENDERが100日MAサポート$3.65を下回ると、強気の勢いが弱まり、上昇ブレイクアウトが遅れる可能性があります。