テザーがユヴェントスの第2位株主に、10.7％の持分で取締役会の議席を目指す

ChainCatcherがBloombergの情報を引用して伝えたところによると、2025年以前には、欧州の主要なサッカークラブが仮想通貨企業を主要株主の一つとして迎え入れた例はなかったとのことです。Tetherは今年2月に初めてユヴェントスへの出資を公表し、4月までにその持株比率は10.7％に達しました。Bloombergが今週月曜日に発表した終値データによれば、この持株の評価額は現在約1億2800万ユーロ（約1億4900万米ドル）となっています。

Tetherは現在、ユヴェントスの第2位の株主であり、クラブ最大の株主であるExor NVに次ぐ規模です。Exorはイタリアの大富豪アニェッリ家の投資会社で、同家は1世紀以上にわたりこのサッカークラブを支配してきました。Tetherの声明によれば、同社はユヴェントスの取締役会での議席獲得も目指しているとのことです。